太陽光発電について

導入メリット

1. 経済産業省や地方自治体による助成制度や補助金制度

太陽光発電は現在政策上非常に重要な位置付けになっているため、以下のような助成金、補助金制度があります。

■助成制度

再生可能エネルギーの固定価格による全量買取制度

再生可能エネルギー発電設備を有し、法令で定める要件に適合しているとの国の設備認定をうけた法人または個人を対象とし、所有する再生可能エネルギー発電設備で発電した電気を一定期間、固定価格で電力会社に売電することができます。
(10kW以上は全量買取または余剰買取、10kW未満は余剰買取)

地方自治体により、独自の導入補助制度・税制優遇制度等を実施している場合がございます。制度の有無・詳細等については、当社でお調べすることも可能ですので、お気軽にご相談ください。

■環境保全に関わる法制度・条例

敷地面積9,000m2以上もしくは建築面積3,000m2以上の工場を対象とし、敷地に占める緑地面積を20%以上、かつ緑地を含め、噴水や運動場などの環境施設を25%以上確保すれば、 工場の屋根に設置した太陽光発電施設(売電用含む)の設置面積相当分を、「環境施設面積」として算入できる。

2.CSRアピール

今の社会において、見過ごせない要素の一つに、CSR(Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)というものがあります。
企業イメージを向上させるためには、より良いサービス、より良い製品を提供することも大事ですが、ボランティア活動や地域との連携など、本業以外の分野においても社会的に貢献しているかどうかが、企業のイメージを左右するといっても過言ではない時代です。
そのような時代背景もあり、太陽光発電(メガソーラー)の導入は、再生可能な自然エネルギーに対して意識の高い企業だとアピールできるため、非常に有益なCSR活動になります。

3.Co2削減

太陽光発電は再生可能な自然エネルギーです。
石油や石炭などの化石燃料による有限な資源とは違い、枯渇することのない無尽蔵なエネルギーです。
クリーンエネルギーとしては、水力発電、風力発電、地熱・潮汐力を利用した発電など多くが実用化されていますが、太陽光発電に必要な太陽のエネルギー量は、他のエネルギーとは桁違いの大きさで、地球全体に降り注ぐ太陽光エネルギーを100%変換出来たとすると、世界の年間消費エネルギーを1時間で賄うことが出来ると言われているほどです。
今後世界中で太陽光発電を始めとする自然エネルギーが主体となっていくことは間違いないと言えます。

100kwの太陽光システムの場合、1年間の稼働でスギの木を約2930本樹木、 もしくは18リットルの石油缶1300本分の石油消費を節約したのと同様のCo2削減効果があります。

4.電力消費を軽減

太陽光発電により発電された電力分の電気使用量(購入電力の消費量)を削減することができます。
また、畜電池をシステムに組み込むことで確実なピークカットが可能になり、契約電力を低減できコストを削減できます。
さらに、建物の屋根に設置する場合は太陽電池モジュールの遮熱効果により、建屋内の空調費削減が期待できます。

5.電力販売で副収入

太陽光発電で発電した余剰電力は、電力会社に売ることが出来ます。
現在検討されている2014年度の企業などが設置する非住宅用の太陽光発電の買い取り価格は、13年度から約3円引き下げ、1キロ・ワット時あたり34.6円(4月からの税込み)となる見込みです。
13年度は前年から約4円引き下げられているため、2年連続の引き下げとなりそうです。
買い取り価格は、太陽光パネルなど発電設備の費用などを元に決定されます。
今回は、設備の性能が高まり、発電効率が改善したため、前年並みの引き下げ幅となりました。

6.事故のリスクと被害が小さい

原子力発電を初め、火力発電など、どのような発電方法でも、事業用とした大規模のものであれば事故のリスクが存在します。
原子力発電や火力発電やバイオマス発電は燃料を燃やしているため、燃料や炎に起因した事故リスクがありますし、風力発電なら台風や落雷による事故のリスクがあります。
水力発電ならダムの事故が最も代表的です。

事故のリスクという点において最も優れているのが産業用太陽光発電(メガソーラー)です。
燃料を使わない上に天災による事故も起きにくいです。
また、事故が起きたとしても太陽電池パネルが破損する程度のものがほとんどで、メガソーラーのある地域に住んでいる人々の生活を脅かすような被害は起きません。
現在太陽光発電が急速に普及している理由の一つが、事故リスクの低さだと言えます。

7.遊休地を活用できる

こちらは、メガソーラーに注目が集まっている大きな理由の一つでもあります。
遊休地とは誰も何にも使っていない土地のことを指します。塩害で農作物を育てられなくなった田畑や、大規模な工場跡などがその代表例です。また、ビルや工場など建造物の屋上に設置することも可能です。当社の施工実績においても、遊休地や工場の屋根を活用した事例がほとんどです。

遊休地は放っておけば何にもならない土地です。この遊休地にメガソーラーを設置することによって、これまで使用用途がなくて使い道に困っていた土地を有効活用することができるようになります。

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